朴槿恵大統領の罷免決定:韓国国民が喜んでいるのは奇妙

朴槿恵大統領、罷免

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が罷免されました。

朴氏の「親友」・崔順実(チェ・スンシル)氏の国政介入を招いたことや、その際の大統領の職権濫用が問題とされた一連の事件で、韓国の憲法裁判所の裁判官8人全員の賛成によって、朴氏の罷免が決定されました。

これにより朴氏は、2018年2月までの約1年の任期を残し、失職することとなりました。

今後は、大統領としての特権を失うことで、逮捕・起訴される可能性もあります。

新しい大統領を決める大統領選挙は、今年5月に行われます。

朴槿恵氏は、その死後に、大統領経験者が死後に埋葬されている「国立墓地」には埋葬されないそうです。ここには、大統領であった父・朴正煕と母も埋葬されています。




朴槿恵大統領罷免に関する雑感

韓国の国民自身で直接に投票し、自らの大統領として選出したにもかかわらず、その大統領が窮地に追い込まれるのを嬉々として眺める韓国人には、(無論すべての韓国人がそうではないのでしょうが、)いくらかの違和感を覚えました。

大統領の不正を予見することは難しいですし、歴代の韓国大統領の末路を思えば、大統領を無事に務め、健康に生涯を全うできる人がそもそも韓国にいないのかもしれません。

しかし、自ら選んだ大統領を大規模なデモを繰り返して激しく糾弾し、朴氏が失職するのを泣いて喜び、歓声を上げる韓国国民の姿をテレビで見ると、韓国とは奇妙で恐ろしい国だと感じました。

2015年の12月に成立した慰安婦問題に関する日韓合意は、どんな大統領が後継したとしても、それにより反故にされてよいものではないので、朴槿恵政権の崩壊は日韓関係にはさしたる影響はないだろうと思っています。

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