犯人探しより、豊洲に移転するための方策を

築地市場の移転先の豊洲新市場の問題について、石原慎太郎元都知事の責任が追及されるようになりました。

石原氏が会見を開くだとか、都議会に石原氏を喚問し、その際に百条委員会を設置するかといった議論がなされています。

無論、なされるはずであった盛り土がなされず、それが豊洲新市場への移転の目前に発覚するという、都庁内部の手続きに重大な不備が生じたことの責任を明らかにするために、都知事や都議会は努力しなくてはなりませんが、そこばかりに議論が向いて移転の話が停滞しているのは損失だと思います。




まず豊洲市場への移転の方針を定め、そのうえで、その実現に向けた手順を明らかにし、そこに問題があればその問題を排除することに努力するのがよいのではないでしょうか。

そこに並行して責任の所在の検証を行うのが良いと思います。

今はその力の向け方が逆転してしまっています。

責任の追及が不要というわけではありませんし、豊洲移転という結論ありきで議論すべきというわけでもありませんが、この豊洲問題の解決のためには、より力を注ぐべきは、豊洲への移転に向けた方策が必要でしょう。

  1. 豊洲移転の方針を掲げる
  2. 豊洲移転のための問題を明らかにする
  3. 移転のための障害を取り除く

という手順を進め、その陰で責任問題の処理も進めるのが良いと思います。

現在の小池都知事の豊洲問題の処理の仕方は、結局市場をどうするのかの議論を棚に上げている印象を受けてしまいます。

犯人探しばかりしていても、問題の解決は遅くなるばかりだと思います。

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